こんな不安や疑問にお答えします!
この記事の内容
- 転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントとの面談の流れ
- 事前に準備しておくこと
- 面談当日の服装
この記事を書いた人
- 毎日お仕事を紹介している、現役の人材紹介会社社員です!
- 筆者自身も転職エージェントを利用して今の会社に入ったので、転職者の気持ちもわかります。
最近は、転職エージェントを利用しての転職活動が一般的になりました。
転職サイトに登録すると、まずは転職エージェントとの面談という流れになりますが、
初めての人は流れや内容がわからず不安になりますよね。
実際、私が初めて転職活動をしたときもそうでした。
本記事では、転職エージェントとの面談の流れや内容について詳しく説明していきます。
記事の後半では、面談までに事前に準備しておくことや当日の服装についても解説しました。
是非、最後まで目を通していただき、転職活動を実りあるものにしてください。
転職エージェントを使うメリット

初めに「転職エージェントを使うメリット」について解説します。
- 自分を客観的にみられる
- 転職市場の情報を無料で教えてもらえる
- 履歴書・職務経歴書を無料で添削してもらえる
- サイトに載っていない非公開求人を紹介してもらえる
- お給料面の交渉など自分でやりにくいことを代理でしてもらえる
ザっと、こんな感じです!
サービスはすべて無料で受けられるので、かかる費用といえば面談場所に行く交通費ぐらいですね。
逆に、転職エージェントを使うデメリットは「ない」と言っていいです。
強いていうなら、
・自分が望んでいない求人を強く勧められる可能性がある
・複数のエージェントを利用すると連絡が面倒になる
本当にこれぐらいですね!
面談当日の流れ

では、本題である「面談当日の流れ」について説明していきます。
最初に全体の流れを説明します。
【流れ①】簡単な自己紹介
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【流れ②】転職市場の説明
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【流れ③】プロフィールや職務経歴の確認
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【流れ④】希望条件の確認
▼
【流れ⑤】求人の紹介
このような流れが一般的です。
各エージェントによって多少の前後はあるかもしれませんが、項目として大差はありません。
ちなみに、1回の面談にかかる時間は1~2時間程度です。
かなりスピーディに終われば30分程度の場合もありますが、2時間ぐらいは見ておいた方が無難です。
では、面談で行うことを一つずつ細かく説明していきます。
【流れ①】簡単な自己紹介
最初はお互いに自己紹介です。
転職エージェントからは、自社の特徴や得意分野などの説明があります。
転職エージェントからは名刺を渡されると思いますが、転職者は渡さなくて問題ありません。
自分の名前をフルネームで伝えて
「今日はよろしくお願いします。」と一言いうだけで大丈夫です!
第一印象は大事なので、笑顔で明るく挨拶しましょう。
ただし、名刺は立ち上がって両手で受け取ってください。
基本的なビジネスマナーが備わっているか、エージェントはしっかり見ています。
【流れ②】転職市場の説明
簡単な挨拶が終わると、転職市場の相場や動向について説明があります。
具体的には、
●転職活動はどういった流れで進めていくものなのか
●転職には何カ月ぐらいかかるのか
●書類選考の通過率、内定率
などの一般的な情報を教えてもらえます。
気になる点があれば、どんどん質問して大丈夫です!
もし、すでに転職を考えている業界や職種があるなら最新の動向なども聞いてみてください。
【流れ③】プロフィールや職務経歴の確認

次に、提出した職務経歴書を確認しながら、仕事内容や役割について詳しく確認していきます。
どんな仕事を任され、ソフトやシステムは何を使っていたのか、どんな成果を出したのかをかなり細かくヒアリングされます。
転職エージェントはいろいろな職種の仕事内容に詳しいですが、専門用語は使いすぎず説明できると良いですね。
いろんな角度から質問されることで、自分では気づけなかった強みも見つかるかもしれません。
ここでのポイント
退職理由や転職したいと思っている理由など、少し言いにくいことも聞かれますが、基本は全て正直に答えましょう。
答えるときは愚痴になりすぎないように注意してください。
会社のことを悪く言いすぎるのも避けた方が無難です。
1回嘘をついてしまうと、ばれたときにエージェントからの信頼をなくしてしまうので要注意です。
【流れ④】希望条件の確認
一通り職務経歴の確認が終われば、次はいよいよ転職先に求める希望条件の確認です。
給与、職種、業界、勤務地、勤務時間、通勤時間、残業時間、福利厚生など、細かく条件を共有していきます。
条件についてもすべて正直に伝えて問題ありません。
ここでのポイント
残念ながら、細かいすべての条件を満たす求人はほぼないといっていいです。
条件を絞りすぎると間口が狭くなってしまうので、ゆるい条件から徐々に狭めていくことをおすすめします。
【流れ⑤】求人の紹介
希望条件を確認した上で、すぐに紹介できそうな求人があれば、その場で数件紹介してもらえます。
ここでのポイント
断る場合は、どこが条件に合わなかったのかをきちんと伝えること
合わない部分を伝えることで、ミスマッチを防ぐことにつながります。
エージェントは少し条件と違ってもバンバン紹介していくので、お断りは気にせずしちゃって大丈夫です!
求人については面談時だけでなく、
後日、メールや電話でも紹介してもらえるので安心してください。
紹介してもらった求人に応募したいものや気になるものがあれば、エージェントに連絡すればOKです。
エージェントとの面談は「転職を迷っている段階」で行っても問題ありません。
求人を紹介してもらいながら、本当に転職するかどうかを決めていってくださいね!
面談までに行う事前準備

エージェントとの面談日程が決まれば、面談までに行う事前準備は主に2つです。
- 履歴書・職務経歴書の準備
- 転職理由・希望条件を明確にしておく
履歴書・職務経歴書は、面談当日までに準備しておくことが望ましいですが、
・面談が急遽明日になった
・初めての転職で、そもそも「職務経歴書」の書き方がわからない
といった場合もあると思います。
こういった場合は、無理に用意しなくても大丈夫です!
用意ができなかったことを正直に伝えてもらえれば、後日の提出で問題ありません。
職務経歴書については、フォーマットをもらえますし、書き方についてもわからなければきちんと教えてもらえます。
履歴書・職務経歴書を適当に用意するよりは、
「転職・退職理由」「希望条件」を自分の中で整理しておいてください。
これらをきちんと話せる方が有意義な面談となります!
面談当日の服装

面談当日の服装は、特に決まりがありません。
私服で来てもらって大丈夫ですが、
サンダルやジーンズ、露出度が高い服装など、いわゆる遊びに行く服装は避けた方が良いです。
男性・・・スーツ
女性・・・スーツ または オフィスカジュアル
が、無難な服装です。
服装に迷ってしまう方は、スーツで行けば間違いはありません。
女性は、ジャケットやカーディガンを羽織っておきましょう。
仕事終わりにそのまま面談に行く場合は、制服のまま来てもらっても大丈夫です。
服装によって第一印象が悪くなってしまうのはもったいないので
ある程度のマナーは守った服装をおすすめします!
まとめ
今回は、転職エージェントを使うメリット、転職エージェントとの面談の流れを解説しました。
どのサイトのどのエージェントを使ってもおおまかな流れに違いはほぼありません。
是非、自分に合うエージェントを見つけて上手に転職活動を進めてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!